デーブ・スペクター氏が31日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演し、放送打ち切りが発表されたフジテレビ系「テラスハウス」ついて語った。

同番組には、23日に22歳の若さで亡くなった女子プロレスター木村花さんが出演しており、28日に番組の打ち切りが発表された。

木村さんのSNSには誹謗(ひぼう)中傷のコメントが多く寄せられていたことが大きな問題となっている。

海外テレビ事情に詳しいデーブ氏は「全世界でデータがありまして、40人近くの人がリアル(番組)出演者の中で自殺している人っていうことがあるんです」。

その上で「今回の番組ははっきりってやらせハウスといってもいいくらいなんです」と断言した。

「あそこで暮らしてないんです」と指摘し、「割り切ってそんなもんだと楽しく見れるミーハー的なことで応援する人もいれば、嫌な人もいるということで。はっきりそういうメディアリテラシーの上で見ていれば問題ない」と話した。

アメリカでは専門家のカウンセラーが常に監視しているといい、「番組終わってからシーズンが終わってから、14カ月間くらいミーティングをやったりその人たちのケアやアフターケアをやる。そこまでやらないと、もうリアリティー番組を作ってはいけない段階にきている」と訴えた。