ミュージシャンで作家の辻仁成(60)が、東京都における新型コロナウイルス感染者数の200人超が続く中、政府が進める観光支援策「Go To キャンペーン」について、自身のブログで言及した。

辻は13日、ブログを更新。同キャンペーンについては「落ち込んでいる観光業に再び国民の気持ちを向けるのはとてもいい企画だと思う」とした上で、今月22日から開始されることについては、観光地でクラスターが発生する可能性もあるとして「クラスターが起きたら、観光地は逆効果になるのじゃないか、という心配は、杞憂だろうか? なった場合、誰が責任をとるのか、ということも気になる」と記した。

辻が在住するフランスでもEU圏内での移動が緩和されたが、その後、感染者が増加して第2波の可能性が指摘されている。そうした状況を引き合いに出し、日本の観光支援策について「もう少し、様子を見てもいいのかもしれない」と私見を述べた。