NHKは28日、BSプレミアムで特集ドラマ「うつ病九段」(11月下旬以降放送)を制作すると発表した。うつ病と必死に闘った将棋棋士の先崎学九段(47)が書いた「うつ病九段」が原作で、安田顕が先崎九段を演じる。

安田は「先崎学さんの原作、そして、今回の脚本を拝読し、心を揺さぶられました。この出会いをくださった方々に、心より感謝申し上げます。病。家族。勝負師。難役に対するくみしがたさと、挑む喜び、責任を抱きながら、作品への強い思いをもたれる監督のもと、役目を果たせるように懸命に取り組ませていただきます」とコメントした。

先崎九段は17年、将棋連盟で広報を担当しており、不祥事に襲われた将棋界を救おうと奔走する中、うつ病を発症した。