マキタスポーツ(50)が、山梨放送(YBS)で10月3日から新番組「マキタ係長」(土曜深夜0時55分)をスタートすることが18日、わかった。

芸人、ミュージシャン、俳優と幅広く活躍するマキタスポーツだが、自身初の地方局レギュラー番組。

とある会社で窓際部署の係長役・マキタスポーツと、同僚の社員役・フリーアナウンサーの三浦実夏(32)が、上司の指令を受けて山梨県の知られざる魅力をひもといていく設定。山梨県の魅力や県民性を独自目線で深掘りするバラエティーとなる。

マキタスポーツは「実は、山梨のことを山梨の人は知らないと思います。で、県外の人はもっと知らない。知られていなさ過ぎるんです。山梨。私は山梨発の文化発信をしたいと思い、この番組を始めました」と経緯を説明。

そして「山梨で番組をやりたいと思ったのが10年前。よわい50の年にやっと実現することができました。ご協力いただいた皆様に感謝です。構想期間が長かった分、10年は続けたいと思います」と意気込んだ。

最後に「目で見る無尽(※)です。よろしくお願いします」と山梨県出身らしく呼び掛けた。

 

※無尽(むじん)…古くは互助扶助の民間金融制度で、山梨に残る風習の1つ。形はさまざまだが、現在は気の合う仲間と定期的に行う飲み会として県民に親しまれている。