タレントで実業家の紗栄子(33)が25日、東京・銀座で「公衆手洗い推進パートナーシップ」発足発表会見に出席した。コロナ禍で手洗いの運動を推進する。

コロナ禍で医療従事者を支援する一般社団法人「Think The Day」の代表理事を務める紗栄子は「私個人として2010年から被災地の支援などをやっています。去年の史上最大規模の台風10号の被害で、多くの人を巻き込んでやっていく必要性を感じました。今後も支援活動をやっていきたい。水の利用については衛生面で疑問に思うこともありました。手洗いという行為は費用対効果が高い。この運動が世界に広がっていくことを切に願います」と話した。

日本では、外出先で79%の人が手洗いに困っているというアンケート結果がある。「公衆手洗い推進パートナーシップ」について、WOTA株式会社の前田瑶介代表は「外出先で手を洗いたくても、洗える場所がないという現状から、誰でも無料で、どこでも、衛生的に使える「公衆手洗い」を設置して街作りをしていきたい」と話した。

WOTAは、水道のない場所に設置できる手洗いスタンドWASHを取り扱っている。「WELCOME WASH」のステッカーを張って、日本一の繁華街である銀座から街づくりを開始していく。前田代表は「銀座から各地へ広めていきたい」と話した。