俳優本木雅弘(54)が25日、都内で、JR東海「ひさびさ旅は、新幹線!~旅は、ずらすと、面白い~」新CM発表会に出席した。

本木は26日から放送されるCMに出演する。「旅は、ずらすと、面白い」をコンセプトに、訪問時間や場所などをずらすことで新しいスタイルの旅の楽しみ方を提案する内容。「京都」「大阪」「静岡」編など6パターンを制作し、リラックスした表情を見せている。

伊勢神宮でも撮影を実施。自身にとってはドラマの撮影以来21年ぶりの訪問となったほか、義母の樹木希林さんがドキュメンタリーの撮影を行うなど同所との縁は深い。後を追うように妻の内田也哉子さんもドキュメンタリーを撮ったりと、「内田家にとってはより親近感がある場所。個人的には、ひっそりと樹木さんをしのぶ気持ちもありました」。今は10歳の次男と旅に出てみたいといい、「成熟しようとしているところと極端に幼いところがある。いい意味で危うく、かつ面白い年齢期。そういう時期に次男と2人旅をするのは、相当珍道中になると思う」と笑った。

コンセプトにちなみ、「ずらし」を意識する瞬間についてトーク。「寡黙」「ストイック」「生真面目」など自身のパブリックイメージについて語ると、「お仕事で初対面の方は皆さんガチガチの態勢で接してくださる」と苦笑い。「その時に冗談を交えてギャップのある感じを見せながら、フッと息抜きをしてもらうとか。そういう『ずらし』のあいさつで場を和ませることを意識しています」とテクニックを明かしていた。