高橋みなみ(29)が30日、約4年半パーソナリティーを務めたTOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」の最終回に出演した。

AKB48卒業時の16年4月4日に放送がスタートし、この日が923回目。番組冒頭から、ゆかりのゲストらがスタジオにかけつけた。サプライズで、桑田佳祐(64)からのメッセージも寄せられた。

桑田は「私の曲を特集してもらったことが多々あります。たかみなさん直々にインタビューしてもらったこともありましたね。リスナーとしても、よく車の中でもよく聞かせてもらっていました。たかみなさんのことですから、またどこかの番組でご活躍されると思いますし、何かの始まりだと思います。声を聞くだけで心がアップするし、言葉がきれいで、うれしいし幸せな気分でいっぱいになります。できたら一緒にお仕事でもね、やらせてください。元AKB48の総監督ですから、リスナーのみならず、私みたいなじじいにも与えてくれるパワーがあるんです。本当にお疲れさまでした」とたたえられ、高橋は「もうダメだぁ~。幸せすぎるな~」と号泣した。

また17年にラジオの生放送と「とんねるずのみなさんのおかげでした」の連動企画で“共演”した、とんねるずの2人からもメッセージが寄せられた。石橋貴明(58)から「高橋みなみちゃん、4年半お疲れさまです。たかみなちゃんは何にでも全力でやる人なので、走りきったんだと思います。ただそこで止まってしまうと、次に走りだす時、足が動かなくなってしまうので、ここでゆっくりしてくださいとはあえて言いません。また違う何かを見つけて、たかみならしく全力で次の仕事に向けて走り続けてください。また全力のたかみなを見たいと思います」と伝えられると、高橋はさらに涙した。

この日は、放送前から合計で12回涙した。4年半の放送を振り返り、高橋は「こんなにたくさんのことをやらせていただいたんだって思いました。始まった当初、なんでアイドル上がりでやるんだとか、しゃべりのトーンが昼に合わないと言われることもありました。でもみんなスタッフさんも支えてくれて、リスナーさんが徐々に楽しいねと言ってくれるようになりました。頑張っていれば聞いてくれる人がいるって思いました。4年半、やってきてよかったと思いました。ラジオをやって思いました。『ラジオおもしろい!』。コロナ禍で聞く人も増えたと聞きました。またどこかで会いましょう!」と締めた。