欅坂46が13日、ラストライブ2日目公演の生配信を行い、5年間の歴史に幕を閉じた。ライブのエンディングでは、改名後の新グループ「櫻坂46(さくらざかフォーティーシックス)」として、初めてのパフォーマンスも披露した。

ライブのエンディングで、改名後の櫻坂46のファーストシングル、「Nobody’s fault」を初披露した。日本語で「誰のせいでもない」「誰も悪くない」の意味だ。新しいグループカラーの白の衣装で、センターは二期生の森田ひかる(19)が務めた。

ライブは12日、13日の2日間行われた。初日公演では「不協和音」「黒い羊」などメッセージ性の強い楽曲を次々とパフォーマンスした。2日目のこの日は一転、明るい楽曲を多数披露。冒頭、ステージにメンバーたちが集合すると、小林由依(20)が「ラスト~!ブチ上がれ~!!」と絶叫し、欅坂46のライブで最も盛り上がる曲の1つと言われる「危なっかしい計画」を披露した。

二期生の元気印、松田里奈(21)が「欅坂46のことが~?」と声を張り上げると、全員で「大好き~!!」と笑顔をはじけさせた。キャプテン菅井友香(24)はじめ、多数のメンバーが涙ぐむ一幕もあった。

欅坂46は15年8月に結成し、16年4月にシングル「サイレントマジョリティー」でデビュー。メッセージ性の強い楽曲と、クールな世界観のパフォーマンスが話題となり、同年にNHK紅白歌合戦に初出場するなどブレークした。今年1月、絶対的センターだった平手友梨奈(19)が脱退。7月に改名しての再出発を発表していた。