俳優織田裕二(52)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ2」(月曜午後9時)の19日放送最終回の視聴率が8・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。

前回の8・5%より0・3ポイント、ダウンした。

初回から11・1%、8・4%、8・3%、8・7%、8・7%、8・5%、7・1%、8・5%、7・0%、8・5%、8・5%、8・2%、7・1%、8・5%だった。

「SUITS/スーツ2」は全米メガヒットドラマ「SUITS」のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午役を織田、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔役を中島裕翔(27)が演じた。

最終回で、甲斐は、大輔とともに「フォルサム食品」訴訟の女性原告団126人を集めた説明会の会場へと向かった。だが、会場にはなぜか誰も来ていなかった。ファームに戻った甲斐に、「幸村・上杉法律事務所」代表の幸村チカ(鈴木保奈美)は、ロンドンを拠点とする世界3大ファームのひとつ「ダービー総合法律事務所」の力を借りるつもりであることを告げる。

ほどなく「ダービー総合法律事務所」から担当者がやってくる。それは、代表のエドワード・ダービーではなく、甲斐のハーバードロースクールの後輩で、元恋人でもある綿貫紗江(観月ありさ)だった。甲斐は「ダービー」側が合併も視野に入れて協力を申し入れてきたことを見抜き、力を借りることに反対する。だが、その間も「フォルサム食品」側はメディアをコントロールし、世論を味方につけていた。そこで甲斐は、一緒にやるのは「フォルサム食品」訴訟のみ、という条件で、紗江と手を組むことにする。

甲斐は「フォルサム食品」の全国335部署の女性幹部数と昇進率を調査し、その中から甲斐があえて戦いに選んだのは、女性の昇進率が最も高く、勝ち目の少ない日本橋支局だった。だが、敵の裏をかこうとしたその狙いは「フォルサム食品」の代理人弁護士・上杉(吉田鋼太郎)に読まれていた。