ジャニーズJr.内ユニット「美 少年」那須雄登(18)と岩崎大昇(18)、「7 MEN 侍」中村嶺亜(23)が5日、都内で、舞台「ドリームボーイズ」(東京・帝国劇場)の製作発表会見に出席した。

King&Princeの岸優太(25)神宮寺勇太(23)が出演し、昨年死去したジャニー喜多川氏をエターナル・プロデューサーに据えた伝統の作品だ。12月10日に初日を迎え、来年1月27日まで上演される。

9月開演予定だったが新型コロナウイルスの影響で年末年始をまたぐ日程に決定した。

同舞台初挑戦となる那須は岸の弟役で出演する。「皆さんの期待以上のパフォーマンスができればいいなと思います」と話し「繊細な部分と強い意志がある部分のコントラストを出していけたら」と意気込んだ。

今年すでにドラマに3本出演しているといい「1年目ですけど、1年目と思わせないくらい先輩たちに食らいついていく演技をみせたい」と話した。

岩崎は昨年に続き、神宮寺の一番弟子の役を演じる。「2年目なので貫禄みたいなものをもっと引き出せたらいいな」と語り、自身の武器について「歌は得意」とアピールした。

また岸が「板の上ではみんな一緒」という少年隊東山紀之(54)からの言葉を引用し、ジュニアの3人にアドバイスを送った。岸や神宮寺に負けない点を問われ、中村は「(神宮寺と岸の)2人にはギター負けたくない」と誓った。そして「お年玉たくさんもらえるように頑張りたい」と2人に“おねだり”した。【佐藤成】

◆「ドリームボーイズ」 04年、現ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(38)主演の「DREAM BOY」として初演。以降キャストや内容を変えてほぼ毎年再演し、KAT-TUNの亀梨和也(34)、Kis-My-Ft2玉森裕太(30)らが主演を務めてきた。夢を追い求める少年たちを描く。