写真家レスリー・キー氏(49)が22日、都内で、アメリカ人パートナーの英語教師ジョシュア・ヴィンセント・オッグ氏との結婚披露宴を開いた。

2人の結婚を祝う披露宴には、大黒摩季(50)平原綾香(36)小室哲哉氏(61)らアーティストが集い、ライブパフォーマンスを披露。この模様は生配信された。

2人は今年9月に東京・渋谷区でパートナーシップ証明書を取得。レスリー氏は、音楽イベントとして披露宴を開催したことについて「僕たちは音楽が大好き。(新型コロナウイルスで)大変な中でも、友人たちに集まってもらってライブを聞いてもらいたいと思った。アーティストのパワーや生き方で、メッセージを伝えられたら」と話した。

イベントタイトルには「WE ARE THE LOVE」を掲げる。写真撮影ではしっかり手を握り合い、幸せムードを振りまいた。日本で同性婚は認められていないが「日本が多様性の国になるように応援したい」と願いを込めた。

レスリー氏と長く友人関係を続ける大黒は、2人のためにウエディングソングを制作。自身の離婚経験を引き合いに「去年“不幸のどん底女”と言われて、どんな曲を作るんだと言われた」と自虐的に語りつつ、「すごくいい曲ができました」と仕上がりに自信をみせた。歌詞に反映したという2人のラブストーリーにもらい泣きをして「また恋愛がしたくなりました。もう二度と結婚しないって言っていたのに」と笑った。

フォトセッションに登場した小室氏は「愛あるウエディングとともに、愛ある音楽があるのは素晴らしい」と笑顔で祝福した。

また写真集の制作費を募るクラウドファンディングの実施も発表。収益は児童養護施設「星美ホーム」への寄付にも活用される。