11月30日にスタートしたNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜午前8時)。前作「エール」も評判でしたが、それに劣らず、話題となっているようです。

女優の道を生き抜き「大阪のお母さん」と呼ばれた、女優浪花千栄子さんをモデルにした女性の物語で、主演は杉咲花(23)。3週目から本格登場する杉咲に代わって主人公を演じる子役の毎田暖乃(まいだ・のの=9)の芝居を見てると、自然と顔がほころんできます。まさに天才子役といってもいいのではないでしょうか。次回のあらすじを紹介します。

  ◇   ◇   ◇

芝居の街・道頓堀で、1、2の人気を誇る喜劇の天海一座が岡安にやってきた。その一座の子役・天海一平(中須翔真)と出会う千代(毎田暖乃)。一平は、酒飲みで女癖が悪い自分の父・天海のことが大嫌いだと話す。その言葉に親近感を覚える千代。そんなある日、客の弁当を届けに来た千代は、初めて芝居というものを目にする。舞台の上で演じていたのは、高城百合子(井川遥)という女優だった。その姿に、千代の目はくぎ付けになる…。