日本テレビ系「news every.」(月~金曜午後3時50分)でキャスターを務める、報道記者の小西美穂氏が、著書「報道キャスターが現場で学んだ42の仕事術」(光文社)を9日に発売する。

92年に読売テレビに入社し、報道記者として活躍し、さらに06年に日本テレビに入社後は、報道キャスターとして数々の現場を取材。現在は同番組でニュース解説を担当する小西氏が、「withコロナ時代のコミュニケーション力」をはじめ、逆境を乗り越え、成長につながる42の仕事術を提言する。

小西氏は「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、仕事の環境もやり方も、一変しました。外出自粛要請にともない、企業にはリモートワーク・テレワークの導入が求められました。対面せずに仕事の成果を上げ、個々のITのスキルアップも求められました。社会全体がデジタル化へ大きくかじを切っていくなか、まだまだ戸惑っている人たちも少なくないと思います」と現代について述べており「この本では今後の『リモート時代』を見据えた『新しい仕事のルール』についても伝えたい。そう強く思いました」。

いくつもの転機を経験し、同番組でコロナ関連のニュースを伝える中で“新しい気づき”もあったという。「皆さんの中には、これからの変化にどう対応して働くか、不安を感じている人もいるでしょう。私も同じです。それでも変わることをひとつの楽しみに、リモート時代を見据えて新しい働き方を模索していきたい。私はそう考えています」とコメントしている。