女優吉田美佳子(21)が8日、都内で、「日本バイクオブザイヤー2020」の授賞式にプレゼンターとして出席した。

一般社団法人日本二輪車文化協会が、次の世代に受け継がれるような、バイク文化が身近にある社会を目指して企画したもの。今年で3回目で、その年の人気やデザイン、機能性などの観点からウェブによる一般投票と審査員による投票で、金賞、最優秀金賞、大賞が決定された。

大賞はHONDA「CT125(ハンターカブ)」が受賞。吉田は3年連続でプレゼンターとして出席したが、これまでの2回はトロフィーを渡すだけだった。今回、初めて表彰状を読む大役を任され、「緊張しました」と振り返った。読み慣れないバイクの名前も含め見事に務め上げた。

自身はバイクの運転はしないが、幼い頃から父親の後ろに2人乗りするなど、バイクには親しんできたという。「最近、弟がバイクを始めました。初めて後ろに乗った女として『ごめんね、お姉ちゃんで』って言いながら、最寄りの駅まで送ってもらいました」と明かした。

いつかバイクに乗れたらと話し、「超男っぽいゴリゴリの、私のイメージにないものを乗ってみたい。かっこいいライダースーツを着て、髪をさらってしたい」とイメージした。

ツーリングしたいところについては「北海道斜里町の『天に続く道』とか行ってみたいです。気持ちいいところに。自然とかもすごく好きなので」と目を輝かせた。

3回連続でプレゼンターを務めたが「年々、吉田美佳子も成長できるように。来年までにもっと大きくなっていて、まだ呼んでいただけたらと思います」と意気込み、「いつかバイク乗って会場に来れたらかっこいいですね」と笑顔を見せた。

最優秀金賞は、原付部門がHONDA「CT125(ハンターカブ)」、軽二輪部門が、Kawasaki「Ninja ZX-25R」、小型二輪部門がKawsaki「Z H2」、外国車部門がDUCATI「Panigale V2」がそれぞれ受賞した。