フジテレビ系「土曜プレミアム『4つの不思議なストーリー~超常ミステリードラマSP』」が、26日午後9時15分から放送される。

4本立てのオムニバスドラマの1本、「夕暮れの迷子」に女優葵わかな(22)が主演する。葵が演じる森山莉子はある日、公園のブランコに座って泣いている女の子(金子莉彩)を見つける。彼女は母親とはぐれてしまった様子で、何を聞いても「お母さん」と泣き続けるばかり。莉子は彼女を交番へ送り届けようと手をつないで歩き出すが、その道すがら、寺の前で女の子が突然立ち止まり、シクシクと泣き始めてしまう。困り果てる莉子だったが、寺から出てきた住職(笹野高史)に声を掛けられる。莉子が事情を説明すると、2人は寺の本堂に案内され、住職が驚くべきことを告げる。

ドラマ「ほんとにあった怖い話」制作スタッフと日本中央競馬会(JRA)がタッグを組んだ、4本立てのスペシャルドラマ。各ドラマで主演を務めるのは、JRAのプロモーションキャラクターでCMに出演している土屋太鳳、中川大志、葵わかな、柳楽優弥の4人。CMで共演している松坂桃李と高畑充希は6人が集う喫茶店のシーンに出演している。

葵は「『4つの不思議なストーリー』は、不思議で、最後は自然と笑顔になれるような、心温まるお話が集まっているので、怖い話が苦手な方でも見ていただける内容になっていると思います。6人のシーンはせりふの掛け合いが多く、事前にみんなでせりふの確認をしたり、それぞれの役名についての話をしたりしながら、とても楽しく撮影できました」と話している。

そして「いつもCMでご覧になっている6人の、また違った一面も見せられるのではないかと思います。楽しみにしていただけたらうれしいです」と話している。

笹野高史との共演については「笹野さんと共演させていただくのは今回で3回目なのですが、初めてご一緒したときは、(笹野さんは)お坊さんの役で、2回目は落語家の役で、今回はまたお坊さんの役で『洋服を着ているところを見たことがないですね』という話を撮影中にしていました」と振り返った。