フジテレビは来年1月に放送する日産自動車のCMで、放送とスマホをリアルタイムで連動させるシステム「C×M(シーバイエム)」を使って、試乗体験の提供と、視聴者へのお年玉をプレゼントを実施する。

「C×M」はフジテレビが開発。アプリのダウンロードも個人情報の登録も不要なまま、テレビとスマホをスムーズに接続する。

今回は視聴者に新たなVR体験を提供する。SNS総フォロワー数が215万人を超えTikTokの総再生数が5億回を超えるお笑い芸人、土佐兄弟が日産が開発した最新運転支援システム「プロパイロット2.0」で日産スカイラインを高速道路で運転。その魅力を紹介する特別CMを制作した。

このCMは「第54回新春!爆笑ヒットパレード2021」(来年1月1日午前7時)の中で2回、「逃走中×千鳥のクセがスゴいネタGP新春合体5時間SP『逃走中~ハンター迎撃作戦~』」(来年1月2日午後6時30分)の中で1回、計3回放送される。

視聴者はCM中に画面に表示されるQRコードにスマホをかざすことで、「C×M」の機能でテレビとスマホが完全に同期。CMで放送中の「プロパイロット2.0」で走行するスカイラインに乗って、ハンドルやアクセルに触らずに運転する土佐兄弟の様子など、360度カメラで撮影された車内の雰囲気をVRで体感できる。

スマホで車内に隠されたキーワードを発見してクイズに回答すると、抽選で2日間合計3万人に、最高1万円、総額600万円分のデジタルギフト「QUOカードPay」が当たる。

土佐兄弟の兄・卓也は「プロパイロット2.0の乗り心地最高でした。普段、僕が運転で有輝が助手席なので360度のVRでいつもの土佐兄弟の空気感を楽しんでいただきたいです」。弟の有輝は「僕たち兄弟ほぼ素のままで、とても楽しいCM撮影でした。見どころは、何と言っても“お兄ちゃんのドヤ顔”です。是非お正月には、CMをご覧いただき僕たちが体感した車乗空間をスマホVRでお楽しみください」。

企画統括の同局デジタルデザイン部の冨士川祐輔氏は「テレビに連動するスマホVRという全く新しい体験をお届けします。今回は土佐兄弟が運転する日産スカイラインの車内を360度、自由に見渡せるバーチャル乗車体験、テレビに写っていない部分がのぞけるという不思議な体験をぜひお楽しみください」と話している。