「かわいいの公式」のキャッチフレーズで知られる4人組アイドルグループ、夢みるアドレセンス(夢アド)の新メンバーオーディション「なれんの!?夢アド!?2020」公開最終選考会が26日、都内で行われた。かれん(18)永田彩夏(19)聖來(23)あきの(21)の4人の加入が決まった。

活動9年目を迎え、10周年に向けて新たな追加メンバー募集が決定し、10月から選考を進めてきた。

この日、最終審査に登場したのは16人。ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの4チームに分かれ、パフォーマンス審査などを行った。

20日に、約3000人の応募者の中から選ばれた「最終候補生」のお披露目会で、来場者や配信などによる人気投票が行われた。続いて23日には最終候補生だけでライブを行い、そのパフォーマンスをもとに来場者や配信などによって人気投票が行われた。

そしてこの日、最終実技披露を経て、人気投票を加味した上で、審査員による最終審査の結果が発表され、新メンバーが決定した。

あきのは「正直、本当に選ばれると思っていなかった」と驚きの表情を浮かべた。聖來は20日の1日目の審査に出席できなかったといい「巻き返してやろうって思っていました」と涙ながらに語った。

永田は「うれしい気持ちでいっぱい」と喜び、かれんは「実感わかないです。成長し続けたいので応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。

イベント後に4人は囲み取材に応じた。あきのは「SNSで顔を出すのは初めてだった。自分から何かを発信していくのが難しかった」と選考を振り返った。

聖來はオーディション自体が初めてだったといい「正直まだ夢なんじゃないかと思う」。

永田は「ライブ審査でどう輝こうかって、自主練とかめちゃめちゃ考えました」と努力を明かした。

かれんは「(新メンバーに)なれたのがびっくり。一生懸命夢アドになれるように頑張りたい」と意気込みを語った。

新メンバーを加えた8人での新体制で、来年2月27日にライブが行われることも発表された。