ベテラン漫才師オール巨人(69)のニューシングル「夢浪漫」が10日、発売され、「YouTubeよしもとミュージックチャンネル」で、オンラインサイン会が配信された。

NHK紅白歌合戦を目標とする巨人は「出られたらえらいことになると思う」と言い、夢が紅白というのは変わらない。

昨年の紅白を見て「ひょっとしてここに俺が出て、どうやって出ていったらいいんやろうと…。何をどうしたらいいか」と考えたといい、「漫才師を後ろにぶわーっと並べて、きよし師匠も坂田師匠も来てもらって」と思い浮かんだという。

オンラインサイン会のオープニングトークMCのプラスマイナスにも、巨人は「今年の12月31日、あけといてよ」と呼びかけた。

「歌手としての吉本の扱いは友近の方が上」と、吉本興業内でのライバルに友近(47)をあげる。友近といえば、「水谷千重子」にふんして演歌歌手としても活動している。巨人は自身も「違う名前でキャラを作ろうかな」と笑わせた。

表題曲「夢浪漫」はNHK「ラジオ深夜便『深夜便のうた』」(2~3月放送)に決まった。巨人はいったんレコーディングしたものの、「何か出し切っていない」とやり直した。サブタイトルに「オール巨人、最後の挑戦!」とあり、巨人は「70歳ですから。いつまで声が出るか。最後の力をしぼり出した」と振り返った。

カップリング曲の「誠!! 浪速の晴れ姿」「Last my way」は、昨年末に肝臓がんのため81歳で亡くなった作詞作曲家で歌手の中村泰士さんが作詞作曲を手がけた。「Last-」について、巨人は「なんでこれを僕にくださったのか分からんくらい。『Last-』はまだ僕にはちょっと早いと思う。中村先生の遺作やと思う」と話した。レコーディングの際は、巨人の前で中村さんが指揮をとったという。

「誠!!-」は昨年11月に配信され、オール阪神・巨人のコンビで初めて歌唱した曲。巨人は「3曲3様。気持ちを込めて歌いたい」と意気込んでいる。【星名希実】