作詞家の秋元康氏(62)が15日、都内で「ゴ・エ・ミヨ 2021」(幻冬舎刊)発刊授賞式にプレゼンターとして出席した。

同書は、仏のレストランガイドブック日本版の第5号。秋元氏は開式にあたって「普段詞を書いていて、流行歌は“思い出の目次”なんだという話をよくさせてもらっています。この歌が流れるとあんなことしてたと思い出したり、結婚した時、子どもが生まれた時に流れていたとか…。同じように食も“思い出の目次”で、こんなものを食べた時にこんなことしていたなとか生活の目次にもなっています。『ゴ・エ・ミヨ』を見ると、このお店で誰と食べたなとか思い出します」とあいさつした。

また「心に残るお店」について問われると「誰と行ったかがすごく大きい。誰と食べた食事か、もちろんそこに料理の味、器、雰囲気、シェフの力、サービスの力と三位一体となって心に残るんだと思う。大変な時期だと思うんですけど、今日の表彰で皆さんも勇気をもらったと思う。ぜひ頑張ってもらいたいです」とコロナ禍の飲食店にエールも送った。