歌手郷ひろみ(65)が15日、都内で「ゴ・エ・ミヨ 2021」(幻冬舎刊)発刊授賞式にプレゼンターとして出席し、コロナ禍で苦しむ飲食店にエールを送った。

同書は、仏のレストランガイドブック日本版の第5号。調査した店舗の中で、才能を発揮し、もっとも斬新で完成度の高いインパクトのある料理を出した料理人に送られる「今年のシェフ賞」を、大阪「HAJIME」の米田肇氏に賞金200万円とプレートを贈呈した。

郷は飲食店へのエールを求められると、自らも重ねた。「高音を攻めないとスリリングじゃなくて、足を運んでくれる人にドキドキ感を与えるものと思って歌っています。きっと料理も同じで、ギリギリまでいかないとコンサバティブだし、いきすぎてもいけない。今日表彰された皆さんも、そんなギリギリのところを攻めている人たちだと思います。これからもいろいろなことあると思うのですが、攻めることを頭に置きながら、すばらしい料理を提供してほしいと思います」と話した。