NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の17日に放送された第53話の平均視聴率が17・7%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、岡安のお茶子たちを巻きこみ、千代が仕掛けたシズ(篠原涼子)説得の大芝居は見事に失敗。みつえ(東野絢香)と福助(井上拓哉)の恋仲は、犬猿の間柄の母親たちの知るところとなり、2人とも猛反対。

一方、鶴亀家庭劇にも暗雲が…。次回公演予定だった、一平作の台本「母に捧ぐる記」は、千之助によって大幅に書き直されてしまう。結局、千之助扮(ふん)するおばあさんが主人公の「マットン婆さん」を上演することになる。

また、シズの母ハナ(宮田圭子)は、みつえらに岡安と福富が犬猿の仲になったわけを説明し、みつえの味方になると語る。