アカデミー賞の前哨戦として知られる第78回ゴールデン・グローブ賞の外国語映画賞に、米国に移住した韓国人一家を描いた「ミナリ」(リー・アイザック・チョン監督)が選ばれた。

主人公はアメリカンドリームを夢見て、妻と子供とともに農場を経営する父親(スティーヴン・ユァン)。生活は苦しく、一家にはさまざまな事件が起こる。

17年にアカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」などを製作したA24と、ブラッド・ピットが率いる製作会社プランBがタッグを組んだことでも話題になった。米国作品だが、せりふの半分以上が韓国語であることから、外国語映画賞候補に挙がった経緯がある。

日本公開は3月19日。