乃木坂46樋口日奈(23)が15日、都内で行われた主演舞台「フラガール -dance for smile-」(4月3日初日、東京・シアターコクーン)の稽古場公開会見に出席し、舞台単独初主演の意気込みなどを語った。

公開稽古で、華やかなフラダンスを披露。「初めて主演をさせていただくので、キャストの皆さんと一致団結して、少女たちの心を動かすほどの熱い気持ちだったり力強さだったりを、見ていただく皆さんに届けられるように一生懸命頑張ります」と笑顔で誓った。

同期の元乃木坂46井上小百合(26)主演で19年に上演した作品の再演となる。前回に引き続き出演する矢島舞美(29)は「前回紀美子を演じた井上ちゃんは、はかないイメージだったんですけど、樋口ちゃんはすごくしんがあって、また違う印象です」と説明した。「樋口ちゃんは稽古場でのいかたが格好いい。みんなついて行かなきゃ、と思います」と絶賛。樋口は「みんなが優しくて。トントンと心の扉をノックしたら、すぐ開けてくれそうだったので。前から一緒にいるような感じで、すごくなじんでいます」と笑った。

コロナ禍で、オンライン無観客でのイベント開催などが続く中、観客の前で久々のパフォーマンスとなる。樋口は「コロナの前までは、お客さんがいるというのが当たり前に感じてしまっていた。こういう状況で見に来てくださるってことがありがたいことで、かけがけのないことだと思う」と感謝した。「お客さんが来てくださっているからこその舞台だと思います。生で見て感じていただける感動がちりばめられていると思うので、100%出し切りたいなって思います」と意気込んだ。

また、06年公開の映画では南海キャンディーズ山崎静代が演じたぽっちゃり体形の小百合役を務める劇団4ドル50セント隅田杏花(24)は、昨年からダイエットに励んでいたが、オファーを受けて2週間で約8キロ体重を増やしたという。構成演出の岡村俊一氏からは「まだ細いんじゃない」と言われたという。「本番までにあと5キロくらい増やして、お芝居ももちろんですけど、見た目からもちゃんと小百合を作れるように頑張りたいので、体形も楽しみにしていてください」と笑顔でアピールした。

隅田は深夜にラーメンを食べたり、稽古の合間にチョコパン5個セットを一気に食べるなどして、役作りに励んでいるという。

共演のAKB48山内瑞葵(19)ラストアイドル安田愛里(21)らも出席した。