タレントみのもんた(76)がレギュラー出演する読売テレビ「朝からみのもんた」(日曜午前6時30分=関西ローカル)が28日放送分で終了することになった。制作する読売テレビ(大阪市)が26日、発表した。みののレギュラー番組が再びゼロになる。

みのは12年半、司会を務めた日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」を昨年3月いっぱいで勇退し、一時的にレギュラー番組がゼロになった。昨年8月から半年ぶりとなるレギュラー番組「朝からみのもんた」をスタートしていた。

同番組の最終回の収録でみのは「楽しかったですよね。僕のレギュラーの番組、これでもってすべて終わりましたね」と話し、「だからちょうどいいなって思って。77歳(満年齢は76歳)にしてすべての番組が終わるってのもこれもなかなか、負け惜しみじゃないけど、1つのこう、なんてのかな、きっかけだなって思ってね。十分しゃべりましたよ」と振り返った。

同番組のスタート時には「よく引退と言われますが、引退ではない。潮時。この番組に命をかけるつもりで自分の潮時を見つけていきたい」とコメント。最終回の収録では「しゃべり尽くしたっていえば尽くした。もしかすると、最後にこういういい番組に巡り合えて、しかも自分の名前がついている。これはね、しゃべり手として最高に幸せな勲章ですね」と満足げに話し、「最後にこういう番組に巡り合えたってことは、これはお世辞じゃなくて、ああ潮時だなと。これできれいさっぱり。さあ、次、満を持してどういう今度は潮が、必ず潮って満ちてきますからね!」と力強く語った。

12年5月に亡くなった最愛の妻の写真を披露し「本邦初公開のうちの奥さんの写真。最後の番組が終わったよって報告しようかなと思ってね」としみじみと話した。