DA PUMPのDAICHI(32)が、持病のヘルニアが悪化したため、グループを脱退し、芸能活動を終了することを1日、所属事務所「ライジングプロダクション」が発表した。

発表では「本人より長年の持病であるヘルニアの悪化により、パフォーマンスを続けることが困難との申し出を受け、これまで協議を重ねてまいりましたが、本人の意思を尊重し、2021年4月末日をもって、専属マネジメント契約とともに芸能活動を終了することをご報告させていただきます」と報告。DA PUMPとしての活動も終了するが、4月末までに収録を行った番組などについては、5月中旬ごろまでの放送を予定している。

またグループにとって初のオリコン1位を獲得した新曲「Dream on the street」の発売イベントなどにも参加予定で、ファンへの感謝を伝えるべく、ファンクラブ限定での配信イベントも実施するという。

DAICHIは「長年治療をしてきましたが、納得がいくパフォーマンスができなくなっていることを年々感じ、悩んできました」。DAICHIは、09年に加入したが「僕にとってDA PUMPは自分の原点であり憧れでもあります」とも明かした。

さらに「いつも応援してくださるファンの皆様、ステージで踊れるチャンスをくださる関係者の皆様、今まで本当にありがとうございました。新曲『Dream on the street』では大好きなメンバーと一緒に踊れること、そして今までの感謝の気持ちを込めて最後までパフォーマンスをさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します! 13年間本当にありがとうございました」とコメントした。

リーダーのISSA(42)も「13年間苦楽を共にしてきた1人であるDAICHIはチームの末っ子ながらムードメーカーでもあり、いつもファンの皆様のことを思いパフォーマンスしてきました。度重なるメンバー全員での話し合いの末、送り出してあげようという結論に至りました。これからファンの皆様には6人で今まで以上のパフォーマンスでお返しできるように邁進(まいしん)して参ります。そして、これからのDAICHIの人生もあたたかく見守っていただけると幸いです」とコメントした。