セクシーアイドルユニット「恵比寿マスカッツ」の元メンバー吉沢明歩(37)が舞台に初挑戦することが15日、分かった。

アクションが見どころの舞台「星守りのスラム」(5月27日~6月1日、東京・武蔵野芸能劇場小劇場)で、吉沢自身もアクションに挑む。東南アジアにあるゴミの街「バスーラ」で生きる人々を描いた物語だ。

吉沢は日刊スポーツにコメントを寄せた。

「今回初めて、舞台へ挑戦するのですが、この作品は、本来昨年公演するはずでした。それが1年延びてようやくスタートがきれるということで、まぁ、この一年焦らされました! セットが何もない状態で、それぞれのシーンを創り上げていく五感と想像力を引き出しながらの稽古に悪戦苦闘中です。でも、キャストのみんなと同じ空間でひとつの作品を創り上げていく中にいれることが幸せだと感じて毎日稽古に臨んでいます。すごく集中力を使うので、帰り道はお腹すいちゃってスラムに生きる役柄同様、食欲との闘いの毎日です。私が演じるレオナは、快活で気丈な、生きる希望を諦めない女性。スラムを牛耳るボス、ハオの元にさらわれて奴隷として囚われの身となっているけど、同じく囚われているスーの心の拠り所になる。幸せに暮らしていた昔話のシーンがあるんですが、殺伐としていく物語の中でそのシーンが心和むひと時になれるように大事にしたいと思ってます。それが伝わるといいな。緊急事態宣言下ではありますが、物凄い熱量を持って、お届けする舞台『星守りのスラム』。誰かを守りたい、助けたい、幸せにしたい。たくさんの想いを届けます! 私の新たな一歩にもエールをよろしくお願いします!!! ふと空を見上げたら、この舞台を思い出さずにはいれないほど、色濃い日々を過ごしてます!!」(原文ママ)

舞台は当初、昨年5月に上演予定だったが、新型コロナの感染拡大などの影響で延期になっていた。