前千葉県知事のタレント森田健作(71)がこのほど、タイのシリントーン王女から御下賜品を授与された。都内にあるタイの日本大使館に出向き、シントン・ラーピセートパン大使から授与された。千葉県知事時代に県産品のPRのためにタイを訪れ、王女とも謁見(えっけん)。県知事を3期務めた功労に対し、王女が御下賜品を贈ることになったという。同大使館は「タイ王国と千葉県の友情への献身と貢献をたたえました」と説明した。
関係者によると、所属事務所に大使館から連絡が入り、当初は送ってもらうことを想定していたが、同大使館からは王女からの品物なので送ることはできないと断られたという。そのため自ら大使館に出向いた森田は「大使は以前からの知り合いだったので、もっとフランクなものだと思った。でも、行ってみたら、大使館員は全員が正装で、品物受け取るときの細かい儀式まであり、厳かな雰囲気で驚きました」。
森田は国会議員時代からタイとの民間交流を進め、知事時代も県産品をプロモーションするために何度も訪れた。知事クラスだとなかなか王女と会うのは難しいが、同王女は森田の主演ドラマ「おれは男だ!」のファンだったこともあり、12年と15年にタイを訪問した際に対面が実現。さらに、同王女がトランジットで千葉を訪れた際、森田が自ら出迎えたこともあるなど、交流を深めてきた。
森田は「県産の梨やメロンをもってうかがいました。王女もタイと千葉の交流に喜んでくださった」と振り返る。実際に、王女の影響もあり、タイから県産の梨の注文が4~5倍にもなったという。
東南アジアの中でも日本にとってタイは重要な国だと森田は指摘する。「親日の国でもあるし、日本人もタイが好きな人は多い。物産品や観光のPRのほか、学生の交流を深めたことは私にとっても誇りです」と話した。



