NHKは28日、来月23日に開幕する東京オリンピック(五輪)の放送タイムテーブルを発表した。総合テレビでは、大会期間中は午前8時過ぎから深夜0時頃まで、ニュースをはさみながら五輪放送を実施。通常、情報番組「あさイチ」を放送する午前8時台に、当日の競技の見どころを紹介する「あさナビ」を、午後10時過ぎまで競技中継を行った後、1日をまとめて振り返る「デイリーハイライト」を放送する。Eテレでは、朝夕の幼児・子ども番組と昼の手話ニュースはほぼ通常放送するが、多くの時間が五輪放送となる。

NHKが放送する東京五輪の注目競技
NHKが放送する東京五輪の注目競技

同局では、7月23日の開会式(午後7時56分)に続き、25日の競泳男女400メートル個人メドレー決勝(午前10時25分)、8月1日の陸上男子100メートル準決勝・決勝(午後7時10分)、同8日の男子マラソン(午前6時45分)、閉会式(午後7時30分)などを放送する。

総合、Eテレの他、BS1、BS4K、BS8K、ラジオ第1でも放送。地上波では、総合、Eテレ合わせて約430時間、BSは3波合わせて約800時間(総合の同時並行放送含む)の放送時間となる見込み。

たとえば8月1日の放送予定は以下のようになっている。

NHKの8月1日の放送予定
NHKの8月1日の放送予定

同局広報局は「大会期間中も新型コロナウイルスの最新情報については、ニュースの中で丁寧にお伝えするとともに、重要なニュースがあった場合には、柔軟な編成で対応します」としている。