右末梢(まっしょう)性顔面神経麻痺(まひ)の診断を受けて入院していた、ももいろクローバーZの佐々木彩夏(25)が2日、退院したことをYouTubeチャンネルの動画で報告した。

佐々木は「あーりんより」と題した動画にボイスメッセージを寄せ「本日付で退院しました」と報告。「顔面麻痺の症状はまだちょっと残っていて完全に治ったという状況ではないんですけれども、先生からの退院許可も、退院してからちょっとずつお仕事に復帰していいよ、という許可もいただいたので、できるお仕事から復帰できたらなと思っています」と説明した。

佐々木は「滑舌とかも治りきってなくて、お聞き苦しいところとかあったら申し訳ございません。入院中もメンバーだったり、スタッフさんだったりモノノフの皆さんにいっぱいご迷惑、ご心配おかけしまったのに、退院してもこういう状況が続いてしまうのが心苦しいんですけど、入院して十分休ませてもらったので、1日でも早く合流したい」と心境を説明した。現在の状況については、「体調は万全な状態になっているので、リハビリしながら顔面麻痺は治していくという状況なので、元気になりました」と、回復をアピールした。

佐々木は先月24日に、所属事務所の公式サイトで入院を発表。7月31日と8月1日に予定していたライブ「ももクロ夏のパノラマ地獄2021~Survive~」(埼玉・メットライフドーム)は9月19、20日に延期された。佐々木は「絶対に9月19日の夏のライブには治すぞという心意気でリハビリ頑張る」と意気込みを語り、今月29日にグループが出演予定のイベント「@JAM EXPO 2020-2021」についても「本当は8月29日アットジャムには治したい」と出演に意欲をみせた。

また佐々木は公式インスタグラムを開設することも発表した。「おうちでできることをやりたい」と、当面は体調を見ながらの仕事復帰になることを説明。「時間もあるし、おうちから発信したいと思った時に、(インスタを)やるタイミングも失っていたので、この機会に」と理由を明かし「忘れられないように。完全復帰したらインスタライブとか、インスタでも交流したい」と話した。