東京オリンピック空手女子組手61キロ超級予選が7日行われ、植草歩(28)が予選ラウンドで敗退した。総当たり戦を2勝2敗で終え準決勝に進出することはできなかったが、4戦目では得意の中段突きがさく裂。ネット上には「植草さんの中段はやっぱりかっこいい!」などと称賛の声が集まった。

NHKBS1の放送で実況を担当した同局佐藤洋之アナウンサーは、植草の中段突きが決まると「これぞ植草歩の突き!」「相手からすると視界から消えると言われる植草の中断の突き」「植草らしさがよく出ています」などとコメント。予選敗退は決まっていたが5-1でこの試合に快勝し、解説松久功氏は「中段突きは本当に素晴らしいものがある。意地を見せましたよね」と笑顔でマットを下りた植草をねぎらった。

ツイッターには「植草選手の中段突きは本当に速い」「中段入った時の植草選手のさわやかな笑顔」「最後の試合の中段突き最高でした!」などとコメントが集まった。