寺田心(13)が10日、都内の神田明神で行われた主演映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」(三池崇史監督、13日公開)のイベントに、9・8メートルの大魔神が現れ、その巨大さに「うぉう…すごい!!」と仰天した。

三池崇史監督(60)は、劇中に大魔神を登場させ、1966年(昭41)12月公開の映画「大魔神逆襲」以来55年ぶりに復活させた。その意図を説明。「妖怪たちが、これまでと変わらず過ごせるために、何とか大魔神に助けてもらおうという物語。人間も大魔神のお力を借りなければいけない時なんだと思う。大魔神そのものの力が、我々の映画に表れたというのが正直なところ」と語った。

その後、寺田と、寺田演じる渡辺ケイの弟ダイ役の猪股怜生(8)が「令和の日本に復活せよ、大魔神!!」と掛け声を上げると、大魔神がムクムクと立ち上がった。寺田は「いやぁ…すごく大きいですね。映画の中だと、セットの中でお会いしているんですけど、やっぱり下半身はCGなので、間近で見させていただくと迫力を感じます」と感激。猪股も「本当にすごい。大魔神の肩に乗って撮影したんですけど、こう見ると迫力がすごい」と驚いた。

謎多き剣士・狐面の女を演じた杉咲花(23)も「こんなに大きいと思わず…格好良いですね」と一目ぼれ? した。三池監督は「我々の映画の想定している大きさと、ほぼ同じ10メートル少し切るくらい。昔の大魔神と比べると2倍ほど大きくなっている。時代も変わって、大魔神そのものも大きくなっていないと活躍できない。それが、この大きさくらいという設定」と説明した。