群馬・片品村は28日、公式ホームページで「『GLOBAL ARK2021 THE 10 th Anniversary in OZE-HOTAKA』のイベントについて」と題した案内を掲載し、同イベント会場施設の指定管理者に対して開催延期や中止などの検討要請を行ったことを明らかにした。

サイトでは冒頭で「この度は、皆さまに大変ご迷惑、ご心配をお掛けして申し訳ありません」と謝罪。

群馬県が緊急事態宣言中であることから、「全国的なまたは広域的な人の移動が見込まれるものや、参加者の把握が困難なものについては延期又は中止を含めて慎重な検討・判断をすること」「酒類の提供をしないこと(酒の持ち込みを含む飲酒の機会を設けないこと)」「適切な感染防止対策例を実践すること」「営業時間(イベント開催時間)は午後9時までとすること」、さらに「業界が定めた新型コロナウイルス感染症拡大防止ガイドラインの遵守」を強く要請したと説明。

しかし、現在の開催に至ったとし、「施設利用の承認については、指定管理者が行うこととなります。片品村としては、開催の延期、中止、内容を変更することは出来ません」と記して「大変お騒がせして申し訳ありません」とあらためて謝罪した。

同イベントは、27~29日に片品村のほたか牧場キャンプ場で開催される音楽イベントで、公式サイトに記された「不織布マスクはご遠慮ください」といったルールに対して、ネット上で批判の声が続出している。