木村拓哉(48)が10日、都内で、主役キャラクターとして登場するゲーム「ジャッジアイズ」シリーズ第2作の「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」完成披露記者発表会に出席した。

同シリーズは、木村が人気ゲーム「龍が如く」シリーズの制作スタジオとタッグを組み、18年12月に第1作「JUDGE EYES:死神の遺言」をリリース。ゲームファンの間でも「キムタクが如く」などと呼ばれ話題となった。今回の第2作では新たに舞台を横浜に移す。ある事件の裁判をきっかけに、謎に満ちた復讐(ふくしゅう)劇が展開していく、リーガルサスペンスアクションゲームだ。

第1弾は海外でも好評だったといい、木村は「海外で非常に好評だったというのは、すごくうれしいです。お仕事の現場でも、インタビューをしてくださる女性アナウンサーさんとか、『まさかっ!』っていう人が『実は、クリアしました』と小さい声で言っていただくことが多くて『なんでみんな小声で言うんだろうって』(笑い)」と、反響を明かした。

木村は第1作と同様に主人公の探偵、八神隆之を演じる。八神について「前作からずっとですけど、ブレない部分が非常に強みだと思います。彼、個人だけの魅力というより、彼を支えている周りの人にも恵まれているキャラクターだと思います」と話した。

今後、実写ドラマなどでどんな探偵や弁護士を演じてみたいか問われ「実写において、役だったら探偵もありかなって思うんですけど、逆に犯人もありなのかなって」と回答した。

「本当に名越監督が紡ぎ出すストーリーが、やっていても『こういうことになるんだ』って、2、3、4、5回裏切られるような話の展開なので、ストーリーがしっかりしていれば弁護人、探偵、犯人だろうと、やりがいになると思います」と語った。

最後に「ゲームというすごく独特な世界観ではあると思いますが、普段実写でやっている立場からすると、『こんなにもリアルにできるんだ』って、プレッシャーを与えられる世界観が広がっていると思います。このご時世のストレスも、この作品でちょっとは抜くことができるんじゃないかなっていう気もしなくもないので、ぜひプレーして、楽しんでいただければ思います」と呼び掛けた。

玉木宏、山本耕史、光石研、中尾彬も登壇。