女優土屋太鳳(26)が、声帯の不調で苦悩した過去を明かした。

22日、満月の写真をインスタグラムに投稿し、「私は子どものころから七夕や満月になると必ず祈る願いが2つ、ありました。どうか声が出るようになりますように。歌えるようになりますように」と回想した。

「私の声帯は10代まで2枚のうちの一方しかちゃんと動かなくて、成長と共に治る可能性がありますよと言われたものの診察を受けるたびにやっぱり動きが悪かったり、動きのバランス悪くて結節が出来てたり…」と声帯の不調に悩まされていたことを明かした。

その上で「そういう写真が増えてくたびに励まされても、これはたぶん治らないだろうな、だったら自分の声を探すしかないと思って探してきました」と当時の心境を振り返った。

主人公シオン役の声を務めるアニメ映画「アイの歌声を聴かせて」(10月29日公開、吉浦康裕監督)では歌声を披露しており、「よく写真で『奇跡の一枚』というけれどこのテイクはファーストテイクとは真逆で試行錯誤して、テイクを重ねて重ねて、もうダメかも、と思った時に突然シオンが背中を押してくれたような奇跡のテイクだと思います」と出来栄えに自信をのぞかせた。