俳優窪田正孝(33)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~」(月曜午後9時)の第1話が4日、90分スペシャルで放送され、世帯平均視聴率が11・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが5日、分かった。個人視聴率は6・6%。

19年4月期のシリーズ第1弾「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の第2弾。

第1弾から2年後、米国でのプロジェクトが一段落した天才放射線技師の五十嵐唯織(窪田)は、日本に帰国して甘春総合病院への復帰を望んでいた。だが、甘春総合病院は、院長だった大森渚(和久井映見)の後を引き継いだ新院長の灰島将人(高嶋政宏)が病院の合理化を実施。「放射線科医はいらない」と言い出し、読影はすべて外部の「遠隔画像診断センター」に委託してしまう。

それに伴い、ラジエーションハウスも規模が縮小され、黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)は、甘春総合病院を辞め、それぞれ別の病院などに転職していた。唯織の幼なじみの放射線科医・甘春杏(本田翼)は既に病院を去り、残された放射線技師長の小野寺俊夫(遠藤憲一)や放射線技師の広野裕乃(広瀬アリス)は立て直しに奮闘していた。

原作は「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミック。16年6月から11巻まで発刊しているコミックスは、累計170万部を突破している。