TBS系で生放送されたコント日本一を決める「キングオブコント2021」で優勝したお笑いコンビ、空気階段が2日、オンラインで優勝インタビューに応じた。
ファーストステージで、歴代最高得点となる486点を獲得。ファイナルステージも474点で、1位で完全優勝。エントリー総数3015組の中から第14代目王者になった。ユニットでの参加も認められた激戦を制し、賞金1000万円を獲得した。
優勝が決まると2人はステージ上でガッツポーズ。水川かたまり(31)と鈴木もぐら(34)は涙を流し、抱き合って喜びを表現した。
改めて優勝について思いを問われると水川かたまり(31)は「サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!」という持ちネタを披露。
鈴木もぐら(34)は「本当にうれしいですね。コントのチャンピオンなれると思っていなかったので。汁がすごいですね。脳汁。1000万円を取ったぞと。250万発ですか」と“パチンコ脳”で答えて笑いを誘った。
鈴木は約550万円の借金があるといい、2人で賞金を折半した500万円では足りないという。税金などで差し引かれることも考慮し「返せて半分」。水川から「もうちょっといけるでしょ」とつっこまれつつ「勝負しないと全部返せない。そこは奥さんとちょっと交渉ですね。100万円だけ勝負させてくださいって相談しにいきます」とギャンブルに使いたい思いを明かした。パチンコをしながらスマートフォンで競馬をするという「ハーレム状態」をもくろんだ。
水川は「僕も親に1000万円以上仕送りをいただいて命をつないできたので、親には返したい。あとハゲてきたので、ハゲ病院の費用の足しにしたいです」。
2人は、ファミリー層が集まる地方の劇場や、若年層が集まる都心の劇場での経験が、優勝につながったと勝因を分析。2本目のネタの選考に関して水川は「1本目とテイストが違うものをやりたいという思いで選びました」。鈴木は「好きなネタなのでこれで優勝できたらという気持ちでやりました」とした。
舞台上での涙について水川は「うれしくて泣いたのは初めてです」。鈴木は「私の場合汁です。脳からはみ出して目から来ました。口からも出ていたかな」とおどけて笑わせた。
審査員を務めた、かまいたち山内健司から「文句なしの優勝だと思いますし、2本目も面白かったですけど、特に1本目は伝説のネタじゃないかなっていうくらい感動しました」と褒められた。
審査員長の松本人志からも「空気階段、いつか優勝するとは思っていたんですけど、今日この高レベルの中で優勝したのは、非常に価値高いと思います」と絶賛された。
昨年に続き、8時間生放送された同局系お笑い特番「お笑いの日2021」のトリを飾った同大会では、ダウンタウン松本人志、東京03飯塚悟志、かまいたち山内健司、バイきんぐ小峠英二、ロバート秋山竜次が審査員を務めた。15年から松本、バナナマン、さまぁ~ずが審査員を務めていたが、今大会から松本以外が一新された。松本以外全員が過去のキングオブコント王者だった。
決勝には、うるとらブギーズ、蛙亭、空気階段、ザ・マミィ、ジェラードン、そいつどいつ、男性ブランコ、ニッポンの社長、ニューヨーク、マヂカルラブリーの10組が出場した。
◆空気階段 鈴木もぐら(すずき・もぐら)は1987年(昭62)5月13日、千葉県生まれ。水川かたまり(みずかわ・かたまり)は1990年(平2)7月22日、岡山県生まれ。NSC東京17期生で、12年コンビ結成。3年連続決勝進出で、20年は3位だった。
◆歴代キング
▼第1回(08年) バッファロー吾郎
▼第2回(09年) 東京03
▼第3回(10年) キングオブコメディ
▼第4回(11年) ロバート
▼第5回(12年) バイきんぐ
▼第6回(13年) かもめんたる
▼第7回(14年) シソンヌ
▼第8回(15年) コロコロチキチキペッパーズ
▼第9回(16年) ライス
▼第10回(17年) かまいたち
▼第11回(18年) ハナコ
▼第12回(19年) どぶろっく
▼第13回(20年) ジャルジャル



