TBS系「水曜日のダウンタウン」発の5人組女性アイドルグループ「豆柴の大群」が3日、千葉・舞浜アンフィシアターで特別公演を行った。

番組内のオーディション企画「MONSTER IDOL」から誕生した同グループ。この日は番組演出の藤井健太郎氏が総合演出を手掛けた。メンバーが原始時代や昭和などにタイムリープしながら、アドバイザーのクロちゃん(44)をはじめ、こがけん(42)ゆりやんレトリィバァ(30)らゲストとともに芝居を繰り広げたほか、各時代風にアレンジしたオリジナル曲も交えてファンを魅了した。

芝居パートで出ずっぱりだったクロちゃんは「まさかの自分に(衣装の)早着替えがあった。もうこれなら(自らも)豆柴の大群でいいでしょう」。芝居パートでは、かつて「アイドルではなく彼女にしたい」と、一時オーディションを不合格にした“因縁”のカエデフェニックス(22)から、演出で胸をつかまれるシーンがあり「あの時の告白では断られたけど、今はそうではないのかも」と“欲”をのぞかせた。

これにアイカ・ザ・スカイ(22)は「(カエデは)楽屋で『マジで手を洗いたい』って言ってましたよ」と暴露。これにクロちゃんは「みんなの手汗で握ったおにぎりを食べたい」とあらがうも、ハナエモンスター(20)から「きしょい!」とぶった切られた。

それでも懲りないクロちゃんは、プロデューサー復帰についての意欲をのぞかせ「あと91人増やして、96(クロ)人組にしたい。そうすれば国民的グループになるかも」と話したが、メンバーは「アドバイザーのままで」と口をそろえた。

またこの日は新曲「昨日は戻らない」(12月22日発売)を初披露した。