女優水野真紀(51)が4日、ブログを更新し、今季限りで引退する日本ハム斎藤佑樹投手(33)に、「子育て中のお母さんに夢と希望を与えて下さった"斎藤くん"もぅ、感謝の気持ちしかありません」と思いをつづった。

水野は、斎藤が夏の甲子園で「ハンカチ王子」として一世を風靡(ふうび)した06年を振り返り、「もう15年も前になるのですね。灼熱のマウンド上にて青いハンカチで汗を拭う姿に『キター!』 当時、我が家唯一の平成生まれ男子は一歳。図々しくもワタクシはハンカチ王子に"理想の息子"という幻影を抱いておりました。真面目で、優しそうで、頭が良くて、運動神経が良くてどこから切っても『好青年』の三文字しか出てきません。どう育てたらあのやうな男子になるのでせう」と、母親目線で斎藤に対する思い入れをつづった。

斎藤について書かれた新聞記事や、斎藤の両親が育児についてつづった著書なども読みあさったという。その斎藤が「ご期待に沿うような成績を残すことができませんでしたが」とコメントしたことに、「いーえ充分です。"斎藤くん"はその野球人生において多くの人の心を震わせました。子育て中のお母さんに夢と希望を与えて下さった"斎藤くん"もぅ、感謝の気持ちしかありません」と思いをつづり、「高校三年生の"斎藤くん"が汗を拭う姿、礼儀正しく振る舞う姿、、、記憶に刻まれています。人の記憶に残る、ってそう簡単に出来ることではありませんよ!新米かーさんだったワタクシに"理想の息子"の夢を見させてくれてありがとう」と感謝。「17日に行われる引退試合、最後の勇姿を見せて下さいね」と呼びかけた。