2日にTBS系で生放送された「キングオブコント2021」の全国視聴人数が推計2868万人(ビデオリサーチ調べ)だったことが4日、分かった。同局が発表した。

この指標は、JNN28局で、番組を1分間以上視聴した人数。同局が重視する個人視聴率の新ファミリーコア(男女4~49歳)は9・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人全体視聴率も8・2%(同)と好数字を記録し、昨年を上回った。平均世帯視聴率は12・4%(同)だった。

番組の坂本義幸制作プロデューサーは「今年は、ユニット解禁で3000組以上の応募のあった『キングオブコント2021』。ファイナリスト10組の皆さん、本当にありがとうございました。そして14代目王者・空気階段さん、おめでとうございます。この番組を機に、さまざまなメディアで活躍してくれることを楽しみにしております」と期待した。

コント日本一を決める同大会。お笑いコンビ、空気階段が、ファーストステージで、歴代最高得点となる486点を獲得。ファイナルステージは474点で、合計得点で1位となり、エントリー総数3015組の中から第14代目王者になった。

番組放送開始直後にツイッターの世界トレンド1位になるなど、SNS上でも、大きな話題となった。

同番組は、昨年に続き、8時間生放送された同局系お笑い特番「お笑いの日2021」のトリを飾った。ダウンタウン松本人志、東京03飯塚悟志、かまいたち山内健司、バイきんぐ小峠英二、ロバート秋山竜次が審査員を務めた。

決勝には、うるとらブギーズ、蛙亭、空気階段、ザ・マミィ、ジェラードン、そいつどいつ、男性ブランコ、ニッポンの社長、ニューヨーク、マヂカルラブリーの10組が出場した。