森山未来(37)が4日、東京・シネマート新宿で行われた映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」(森義仁監督、11月5日公開&Netflix全世界配信)世界最速プレミア上映に登壇した。

森山は、95年から20年を描いた映画の見どころとして、コミュニケーションツールの変容を挙げた上で、携帯電話やスマートフォンが普及して久しい昨今も「僕は公衆電話、まだまだ使いますけど」と言い切った。

「ボクたちはみんな大人になれなかった」は、作家・燃え殻の同名のデビュー作。1995年(平7)に初めて出来た彼女の言葉に支えられつつも99年、唯一の心の支えだった彼女はさよならも言わずに去っていき、20年、社会と折り合いをつけながら、あの頃”を思いだし生きてきた、46歳のボクこと佐藤誠を描く。

森山は劇中で、21歳から46歳まで演じた。そのことについて聞かれると「ビジュアルに関しては、とにかくあの手、この手を使いましたけど、こんなに顔のケアを強制されたのは初めて」と苦笑した。その上で「年齢、容姿の変容というよりも、男性が、どういう場所、時代において、環境に出会い、人間関係が複雑になることで立ち方が多様化する。いい意味の変容を見てもらい、大人ってなんぞやを考えてもらうことになるかなと」と、演じた佐藤という役どころについて語った。その上で「大人になることは悪いことばかりではない」とも語った。

また「25年間を駆け抜ける映画になるんですけど、たとえば文通、電話、SNS、コロナ時代…コミュニケーションツールは変わるけれども、人と出会いたいという切実さはあって。僕は公衆電話、まだまだ使いますけど…根源にある人と人のエネルギーに触れられると思う」とも語った。