作曲家のすぎやまこういち(本名・椙山浩一)さんが9月30日、敗血症性ショックのため9月30日に死去した。90歳だった。

すぎやまさんは3人組フォークグループGARO(ガロ=76年解散)の72年のヒット曲「学生街の喫茶店」を作曲。元メンバーでシンガー・ソングライター大野真澄(71)が所属事務所を通じコメントを発表した。メンバーの堀内護さん、日高富明さんはすでに他界している。

▽以下は大野のコメント全文

すぎやま先生の訃報を聞き、本当に残念でなりません。

先生に提供していただいた「学生街の喫茶店」は、

僕たちGAROの代表曲となりました。

この曲をレコーディングする前、先生のピアノ演奏で初めて聴かせて頂いたのですが、その時はバロック調の曲で「変わった曲だけど、良い曲だな」と感じたことを思い出します。

残念ながら僕以外のGAROのメンバーは2人とも他界してしまいましたが、これからも「学生街の喫茶店」を大切に歌い続けていきたいと思います。

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

大野真澄