千眼美子(26)が8日、東京・シネマート新宿で行われたアニメ映画「宇宙の法-エローヒム編-」(今掛勇監督)初日舞台あいさつに登壇。

イメージソング「パングルのテーマ」を歌手篠原紗英が生歌唱するのを壇上で聞き「控えめに言って最高。マジで格好良くて、本当に21世紀最高の歌姫だなって思った。マジに地球に生まれてきて良かった」などと独特の言い回しで絶賛し、涙した。

千眼は劇中で、宇宙の守護神ヤイドロンの指導を受け、地球防衛にあたる女戦士ヤイザエルを演じた。「声だけで演じると、キャラクター動作を表現するのが難しかった」と声優として演じることの難しさを吐露。その上で「メーク、セット…そこからの作り込みをしているけれど、あのかっこいいキャラクターに声を乗せる」と俳優業と声優業の違いを説明。その上で「豪華な声優さんにお力を頂いた。一緒にアフレコをして勉強になった」と、作品に参加したプロの声優陣に感謝した。

大田薫総合プロデューサーは作品について「1億5000万年前の地球が舞台。ハリウッドでも作ることが出来ない映画となっております」と説明。それを受けて、千眼は「個人の正義、日本的正義だけでなく、地球的正義って何だろうと考える機会を、この映画から頂けたのが大きかった。どっしり演じられるようにした」と語った。