ものまねタレント、コロッケ(61)の芸能生活40周年記念舞台「令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ」が9日、東京・明治座(21日まで)で幕を開けた。第1部の芝居はコロッケが弁慶、元宝塚の七海ひろきが義経をそれぞれ演じ、第2部はものまねショー。

本来は昨年が40周年で舞台やコンサートが予定されていたが、コロナ禍で150本ほどが中止になったという。それだけに、コロッケは「幕が開けてうれしい。こうやって舞台ができることが本当にうれしい。感無量です。舞台中なのでお酒を飲むことはできませんが、きっと今夜は泣くと思います」。七海も「お客さまの楽しそうな空気を感じてうれしいです」。

2人は初共演。コロッケは「七海さんはひたすらかっこいい。みんなとうち解けるのが早いなと思いました」。七海は「ものまね界の帝王なので、怖い人なのかなと思いましたが、とても優しい方です。何をしても受け止めてくれる。ブルースリーのものまねはめちゃくちゃおもしろかったです」。

七海はライブなどではアザラシのものまねを披露するといい、コロッケはこの日、オットセイのものまねを伝授。七海は「千秋楽までにはものにしたいです」。

40周年について、コロッケは「ここまで人のヒット曲でやってきて、お世話になりっぱなしです。芸風は変えるつもりはないので、ふざけたコロッケ流は続けたい。福山雅治さんのリクエストが多いので、パート5くらいまで作りたいですね」。50周年にむけては「渡辺直美ちゃんのビヨンセがあそこまで受けたので、SNSを使って、外国人のものまねをやりたいですね」と抱負を語った。