栗原類(26)が9日、都内で、映画「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」(園子温監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。主演に、ニコラス・ケイジ(57)を迎えた痛快エンターテインメント作品。

栗原は外部との接触を断ちたい女性たちのために、マネキンに人間を閉じ込めるという役どころに挑戦した。「文字にするとすごくシュールな役柄。でも僕が初めて園さんとご一緒したのが『みんなエスパーだよ』だったんですけど、そのときもエスパー役。その時期は、エスパーとか吸血鬼とか、地球外生命体を演じることが多かったので(笑い)。今回も役のアプローチや感覚は割とスムーズにいきました」と不思議な役どころもすんなりと入っていけたと明かした。

主演ニコラスとは、撮影中かなり話す場面があったという。「ハリウッドスターなんだけど、それは全然出す感じが全くなくて、本当に気さくで話しやすいお兄さんみたいな感じがあって。そこはやっぱり本人が、ハリウッドでも第一線で活躍している理由の1つなんだな、と深く実感しました」としみじみ語った。