ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(45)が26日午後、ツイッターを更新し「政党代表の皆様へ」と題し、衆院選の選挙戦を展開する、各政党の代表宛てに「1000人に100万円を個人で配った調査結果を共有します」とツイートした。

前澤氏は、自民党総裁の岸田文雄首相、公明党の山口那津男代表、立憲民主党の枝野幸男代表、共産党の志位和夫委員長、日本維新の会の松井一郎代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、れいわ新選組の山本太郎代表、社民党の福島瑞穂党首、NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で、の立花孝志党首のツイッターアカウント(前澤氏の記入順)を込めた上で「選挙直前 【緊急報告】1000名に100万円配って分かったこと」とのリポートを画像にしたものを投稿した。

リポートの中で、前澤氏は個人資産で約1000人に100万円、総額10億円を配布した上で、配布した人に約1年間、アンケートを実施したこと、コロナ禍における現金給付の効果を継続的に調査したと説明。その上で

<1>当選直後に100万円を配布した「すぐに給付型」は、転職や引っ越しなど新たなチャレンジのための環境整備

<2>当選から半年後に100万円を配布する「半年後に給付型」は、企業へヘルスケアなど

<3>毎月8万3000円を配布する「毎月定期給付型」は、資格取得や習い事など長期にわたる自己投資

に使う人が多いと分析し「誰にどう配るかで、労働生産性向上の可能性がある」と結論づけた。

また100万円を配布しても

<1>1週間の平均勤務日数は実験開始前の4・5日が実験開始後は4・7日

<2>1週間に3時間以上、自己成長のための勉強をした人の割合も実験開始前の3・7%が実験開始後は4・7%

と、いずれも増加しており「サボらないし遊ばない。逆に、さらに働き、さらに勉強する」とし、おかねを配られた人の生の声も紹介した。

前澤氏は現在、12月8日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられるソユーズ宇宙船「MS-20」に搭乗し、ISSに渡航し12日間滞在する宇宙飛行に向け、ロシア国内で訓練の真っ最中だが「お金はどう配るかが大切そうです。僕は宇宙から配ります」と断言した。