朝ドラ史上初となる3人のヒロインが登場する11月1日から始まるNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)で、最初のヒロインを演じる上白石萌音(23)、ヒロインの運命を動かす青年を演じるジャニーズの6人組グループSixTONESの松村北斗(26)が、このほど日刊スポーツなどの取材に応じ、意気込みを語った。松村は朝ドラの再チャレンジを誓った。

朝ドラ初出演となる松村は、安子の運命を動かす青年、雉真(きじま)稔を演じる。名家の跡取り息子で英語の堪能な大学生という役柄だ。「このドラマを通して英語がおもしろく、命があるようなものに感じるようになった」。朝ドラについて「家族の食卓にあるようなドラマだなという印象です」と語った。

オーディションを受け、2次に進んだとき、マネジャーから「もう1回ぐらいオーディションがありそう」と言われていた。その数日後にジャニーズ事務所の滝沢秀明社長から「朝ドラ、頑張ってな」と言われた。

「はい、頑張ります」と答えると、「よかったね。決まって。ナイショね」と知らされた。

「本当に決まったのかな? じわ~と分かった。決まった『よっしゃ!』というのがなかった」と振り返った。

ネットニュースを見たというメンバーの田中樹(26)から連絡があり「『すごいじゃん。これってどんな役なの? 』。6割ぐらい説明したところで、長かったみたいで、電話を切られました(笑い)」と振り返った。

完成した映像をみて「なんでこうできないんだろうって…。もう少しスキルアップして、朝ドラにリベンジしたい」と意気込んだ。【松浦隆司】