嵐の相葉雅紀(38)松本潤(38)二宮和也(38)櫻井翔(39)が3日、東京・丸の内ピカデリードルビーシネマで、この日先行公開のライブ映画「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」(堤幸彦監督、26日全国公開)の上映後にサプライズ登場し、舞台あいさつを行った。昨年末のグループ活動休止後、4人そろって公の場に登場するのは初。変わらず仲のいいやりとりを見せファンを喜ばせた。

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ファンにとってはもちろん、業界関係者にとってもサプライズだった。グループ活動休止後、テレビ番組やCMなどでメンバー2人が顔を合わせることはあったが、4人どころか3人がそろってメディアに登場することはなかった。テレビ局関係者は「4人がそろうと聞いて驚いた。休止中とはいえ、実質ほぼ“グループ活動”。それだけこの日と、この映画が特別だったのだろう」と推測した。

親しい関係者によると、メンバーの希望でジャニーズ事務所と話し合い、4人での登壇が決まったという。櫻井は「デビュー記念日ということで、こういう形で登壇しています」と強調した。4人での個別取材オファーや媒体出演なども全て断っているとみられ、この場限りのスペシャル演出だったということだろう。

とはいえ、休止後はメンバー単独、多くても2人が上限だと思われていた業界の“通説”が変化したのも事実だ。テレビ局関係者は「今回4人がそろって『それもアリなの!?』と面食らった番組プロデューサーもいると聞く。メディア間でも嵐の“争奪戦”はまだまだ続きそうだ」と話した。

この日は朝から「嵐デビュー22周年」などのワードがSNSで話題になった。9月には櫻井と相葉が同時に結婚を発表して世間の度肝を抜いたばかりで、活動休止しても衰え知らずのタレントパワーをあらためて見せつけた。