俳優綾野剛(39)主演のフジテレビ系連続ドラマ「アバランチ」(月曜午後10時)の第4話が、8日に放送される。

関西テレビ制作のドラマ枠が、火曜午後9時台から、同10時台へと移動した第1弾。綾野が演じるのは謎の犯罪撲滅集団アバランチのメンバーで、経歴一切不明の謎の男・羽生誠一。他にさまざまな経歴の人間が集められ、悪と戦っていく。

アバランチのリーダーで警視庁特別犯罪対策企画室長の山守美智代を木村佳乃(45)。メンバーで特別犯罪対策企画室の西城英輔を福士蒼汰(28)、ハッカーの牧原大志を千葉雄大(32)、元自衛隊の明石リナを高橋メアリージュン(33)、元警視庁爆弾処理班の打本鉄冶を田中要次(58)が演じる。

第4話では、各界の超VIPが通う高級会員制サロン・悠源館を経営する黄月蘭子(国生さゆり)に接触した羽生(綾野)は、リナ(高橋)が体を張って手に入れた動画で蘭子が管理する“Kファイル”を渡すよう取引を持ちかける。

悠源館の実態が公になれば、蘭子は築き上げてきた地位や名声を失うが、かといって簡単にファイルを渡すわけにはいかない。そんな焦る蘭子がとった行動が、黒幕の内閣官房副長官・大山健吾(渡部篤郎)も巻き込み、山守(木村)も予想していなかった事態に発展していく。

一方、打本(田中)は、大山とも懇意な間柄で、長年にわたり関東医師連合の会長を務める神崎龍臣(中丸新将)に目をつけていた。神崎の病院に向かった打本とリナは、ある女性が患者の治療の優先順位を巡って医師に詰め寄る現場に出くわす。

「いよいよ俺の出番」と意気揚々と作戦に当たる打本。その過去を山守から聞いた羽生、西城(福士)、牧原(千葉)は驚きの声を上げる。さらに、山守は大山を切り崩すため、西城に大山の秘書で大学の同級生でもある優美(堀田茜)に近づかせる。