俳優松重豊(58)SUMIRE(26)らが5日、都内で、WOWOWの連続ドラマW「いりびと-異邦人-」(28日スタート)の完成報告会に出席した。

原田マハ氏の小説「異邦人」が原作。美術界で交錯する人間関係を描いたアートミステリー。

松重は京都画壇で大きな影響力をもつ日本画家・志村照山役、SUMIREは、無名の画家・白根樹役をそれぞれ演じた。

着物を身にまとって現れたSUMIREは「気持ちが凜(りん)とするので着物って改めて良いなと思います」と喜んだ。

松重はSUMIREについて「SUMIREさんの演じ方によってこっちが全て変わってくるところがあって、そういう意味でいくと、SUMIREさんにすごく助けられたんですよ。(シナリオ以外の部分を)きっちり作ってきて、判を押してらっしゃる。判を押してらっしゃることに対して僕は、驚いたり悲しんだり、憎んだりっていうことで、全ての芝居ができてしまっている感じがあって。本当にぼくにとっては新鮮で面白かったんですよ。そういう経験ってなかなかないんで」と絶賛した。

SUMIREは「私もみなさんに引っ張っていただいた、助けられたっていう気持ちがたくさんあるので、そういっていただけてありがとうございます」と恐縮した。

女優高畑充希(29)風間俊介(38)も出席した。