女優茅島みずき(17)が、日本テレビ系で放送される第100回全国高校サッカー選手権大会の第17代応援マネジャーに就任することが7日、分かった。このほど、日刊スポーツなどの取材に応じ、意気込みを語った。

競技こそ違えど、茅島も幼少期からスポーツに打ち込んできた。それはゴルフ。祖父に連れられたことをきっかけに始め、小学2年生からは本気でプロを目指して練習に励む日々を送ったという。小学校卒業までは授業を終えると両親の送迎でコースへ。「夕方からハーフコースだけ回って、そこから練習場に行って、お家でもまた練習して…というルーティンを毎日やっていました」。同じくゴルフに励んでいた3学年上の兄と切磋琢磨(せっさたくま)しながら実力をつけ、ベストスコアは70。小学6年の時には全国大会にも出場した。

今でも「地元の長崎に帰った時にコースを回ったり」と趣味として続けているが、芸能界入りのきっかけを作ったのもゴルフだったという。小学6年で臨んだ全国大会。長崎県予選を1位で突破し、自信もあったが「全国大会当日はちょっと調子が悪くて。あんまり良い結果が出せずに落ち込んでしまった」。そんな時に母が勧めたのが現在の所属事務所のオーディションだった。「私がすごく悩んでいるからこそ、明るく『こういうのあるけど、気分転換がてら受けてみたら』と。深く話し合うわけじゃなく、軽く声をかけてくれました。その時は受かる受からないとかは全然考えていなくて、自分の中でゴルフは1回休憩して、また始められたらいいなと思っていたので。まさかこっちの業界で頑張ることになるとは思っていなかったです」。

ゴルフを通して得た経験は、芸能界での仕事にも役立っている。「ゴルフは4時間、(同じ組で)ライバルの子と戦わないといけないので、本当に精神的に強い子が勝つんです。その中で鍛えられたものはあると思います」。もともと緊張しやすい性格だと言うが、それもゴルフのおかげで克服。「試合に比べると、オーディションとかはあまり緊張せずに臨めています。私は好きなことに対して努力することが当たり前になっていたので、こういう業界で努力していくことも全然苦じゃないです」と力を込めた。

高校サッカーの応援マネジャーはこれまで新垣結衣(33)北乃きい(30)川口春奈(26)広瀬アリス(26)すず(23)姉妹、永野芽郁(22)清原果耶(19)らそうそうたるメンバーが務めており、ブレークの登竜門と言われている。